2008年3月11日 (火)

自宅入院エクササイズ

 糖尿病の宅配食を使った自宅入院ダイエットを勧められる先生がおられますが、栄養士の私は、食事はご家族といっしょに作った方が経済的なため、お勧めするのが自宅入院エクササイズ。我が家のリビングには、折りたたみ式のエアロバイクがあります。折りたためば30cm程度になり、マグネット式のため静かです。夜テレビを見ながら15分・・・、寒い日や雨の日もお構いなし・・・何より、外に歩きに行く時間がもったいない!!という私にはぴったり。実は主人が下にコロつきのケース付けて、移動式に改造したため折りたためませんが、自分の使いたいところへ持ち運んで使用しています。洋服掛けになることもなく健在です。

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そして、今日ネットで桜餅の葉のSサイズと、桜餅を着色するのに紅麹パウダーを発見、さっそく注文しました。ピンクに染めるのに、食紅より天然素材の物と思って探していたのでうれしい、どんな出来かは来週頭にでもご報告します。

明後日は、末っ子の中学の卒業式です。これで3回目ですが、感慨ひとしおです。高校も近くに決まり、母はホッとしております。(行事に行くときが楽ですもの・・・)

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2007年12月15日 (土)

食品交換表とカーボカウンティング

 先日の糖尿病学会の地方会でも、交換表かカーボカウンティングかというテーマでのシンポジウムがありました。

この2つ、決してどちらがいいか、競い合う物ではなく、患者様に合わせて指導するのためのアイテムと考えていただくと解りやすいかと思います。食事療法の方法は一つではなく、その患者様が無理なくできる方法を提案していくのが栄養指導です。決して、みんなまとめて食品交換表での計算方法を教えることではありません。その方の年齢・理解力・そして血糖値上昇の原因(この中には現在の食事内容そして、一番重要なその患者様のインスリンの分泌状況)を把握した上で、最適の方法を提案することが大切です。

甘い物・アルコールを減らすだけ=ベイスンやメルビン、1日の目安量=グリニド、食品交換表=SU剤、カーボカウンティング=インスリンと考えていただければイメージしやすいでしょうか?弱い薬でコントロールできなければ、だんだんと強い薬へと治療法を変えていけばいいのです。

ンスリン分泌の枯渇した、1型の患者様にはカーボカウンティングは有効な方法のように拝見しました。でもインスリン分泌が十分ある2型の方の場合、そこまでは必要ない場合もあります。(お菓子を減らすだけでも十分効果がある場合もあります)多くの栄養士の方が、薬を処方するように、患者様に最適な指導方法で指導していただければ、食事療法=難しい=できないと、治療のドロップアウトはもっと減ると思いますが・・・

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2007年4月29日 (日)

栄養指導につてい

 連休はいかがお過ごしでしょうか?昨日・今日とお天気でよかったですね。3,4日は高槻ではジャズストリートが開催され、朝から晩まで町のあちこちでジャズの生演奏が聞けます。
 先日お料理教室の生徒さんから、お友達が受けた栄養指導についてお聞きしました。80過ぎの女性で、今まで週に2回も大きなステーキを食べておられた方が、数年前より糖尿病になられ今回栄養指導を受けられたそうです。HbA1cは7%弱、特に薬も飲んでおられません。肉より魚がいいとか、カロリー計算の方法を教えられたそうです。その後彼女が尋ねると、大好きなお肉をやめて寝込んでおられたそうです。そこで彼女は、「私が習ったように、肉をやめる必要はないけど、今までより小さいサイズにして、脂身は残して、いっぱいの野菜と食べなさいと言ってきたわ。」私は彼女に拍手をするとともに、いまだにこのような指導が行われている事が残念でなりません。栄養指導=計算の仕方を教える事ではありません。多くの医療職の方が、「患者様の生きる意欲まで奪うような指導は間違っている」と気づいて下さる事を願っています。

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2007年4月 2日 (月)

患者会のお花見

 先週の土曜日、勤務先の病院の患者会のお花見がありました。毎年、お天気・桜の状況にはらはらドキドキ、当日の天気に合わせてプログラムを考えます。今年は予想に反してお天気になったため、近くの公園でお弁当を食べて、その後コースに分かれて散策。しだれ桜のきれいな神社で記念撮影後、糖尿病用のお菓子でコーヒータイム。今回は、とても素敵な松花堂弁当となりました。(私のわがままを聞いて下さった院長先生ありがとうございました。)

Photo_35 私は今回で5回目ですが、回を重ねるごとに患者様同志顔見知りになって、今回は解散前に「来年もまた・・・」と握手する姿は、感動ものでした。自己紹介でも、糖尿病を受け入れられず苦悩していることを話される方や、1回目から(今回は15-6回目?)ずっと参加くださる90歳前のおじいちゃんなど皆さんそれぞれの人生を語られ(患者様の背景を知っている私は)胸がいっぱいになりました。

ホームページに4月のお料理教室の日程UPしました。今月は多忙で、今のところ26日(木)のみにさていただきました。(追加がある場合は後日ご報告させていただきます。)明日からは、息子の引越しのため岐阜に行ってきます。画像等は、来週までお待ち下さい。

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2007年3月29日 (木)

血糖値はいかに・・

 先日宿泊した、我が家の糖尿病患者(インスリン治療中の母です)せっかくですので、人体実験

まずは、昼前にインスリンRを打って、昼ごはんは、きのこたっぷりの五目うどんと市販の巻き寿司2切れ。昼食後1時間の血糖値が180と確認し、3月分の教室で作ったマービー使用のいちご大福1個を食べてお昼寝。その後1時間たった血糖値は190、それから1時間ほど買い物にでかけ、帰ってから夕食前の血糖値が、79。少し夕食が遅れそうなので・・・残りのいちご大福1個を間食(本人はにんまり)夕食前に30Rのインスリンを打ってさて夕食へ。

油控えめのヘルシー中華で、宴会2日目

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前菜は、くらげと大根・きゅうりの酢の物(マービーと砂糖で甘みをつけます)

Photo_23 有頭えびのにんにく蒸し

Photo_24 そしてえびマヨ(えびは、油通しではなく蒸し焼きにしてからカロリー1/2のマヨネーズを使用したソースであえて、生野菜たっぷりでいただきます。)

Photo_25 牛肉と春野菜のオイスターソース炒め(6人分で200g程度の牛肉と:霜降りのおいしいものでした:旬の生たけのこ・菜の花・パプリカ・新たまねぎ・アスパラ・生しいたけ・ぶなピーなどといっしょにいためます。大皿2枚でたっぷりの量。野菜は、湯通し・少量の油で焼着付けるものと2種類使い分けます。)しゃきしゃきの食感がおいしかったです。

Photo_26                                                                      

実験台の母は、ごはんは100g程度で食べて、その後、残ったマービーあんこでお みやげの薄皮饅頭作り、せっかくなので、1個お味見・・・翌朝の血糖は、110、いつも家では、夕食後20分程度歩いても朝の血糖値150のはずが・・・と 本人もびっくり。実験結果を見て、私も一安心でした。

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2007年3月 4日 (日)

食事療法にも処方箋を

Photo_6 糖尿病の食事療法を話すと、まずでてくるのが食品交換表。
昔栄養士になりたての頃、計算方法を一生懸命指導した時代がありました。今は、どうでしょうか?
私は最初から計算方法を指導することは、しないようにしています。糖尿病と名前は一つですが、血糖値が高くなる原因はいろいろです。一番大切な、インスリンの出具合は人それぞれ違います。医療機関を受診して、血糖値が高い原因が何なのか??きちんと把握していただいてから治療することが大事です。

インスリンが十分でてられる患者様では、夕食後の大量のおやつをやめただけで(量が半端ではなかったですが・・・)、HbA1cが11%から6%以下に低下した方もおられれば、インスリンがでてない患者様では、毎日食事を計算し・運動も毎日してもHbA1cが8%をきることはできませんでした・・・まずは、きちんと医療機関を受診しましょうね。食事療法については、指導する側は、処方箋を作って指導することが大切と思っています。(指示エネルギーは何キロカロリーでとかいうものではありません・・・。)現在の高血糖の原因は何か、何を使ってどのように指導していくのか・・・。

患者様によっては、食品交換表の計算方法が役立つ方もあれば、計算方法の指導のみであったために、食事療法=難しい=できないとなって、治療そのものを中断されるケースもあります。そのかたが、無理なく継続できる方法で指導することが大切です。交換表の是非を議論することは論外です。

逆立ちするほとがんばってひっくり返っては、何もなりません。ますできることでいいんですよ・・・食事療法は・・・私が最初に申し上げる言葉です。

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2007年2月 8日 (木)

糖尿病と砂糖

糖尿病の場合、砂糖は一切使ってはいけないと思っておられる方が結構おられます。血糖値=血液中のブドウ糖濃度ですが、普通の方の場合、1週間絶食状態でも低血糖で亡くなる方はおられません。身体の中で、タンパク質や脂肪からもブドウ糖を作る働きがあるためです。アメリカでは、2糖類(砂糖)の摂取を制限しないとの指針がでています。

 ここからは私の個人的な意見ですが、日本人の2型糖尿病の場合インスリン分泌が低下するため、食後の血糖値の上昇が早い砂糖の過剰摂取は控えていただく方がいいいのではとお話しています。具体的には、ご家族とごいっしょのお料理には、控えめに(1日何グラムとか細かいことは抜きにして)砂糖を使い、料理以外のコーヒー・ジャム・のどあめ・甘いお菓子などはできるだけ血糖値を上げない甘味料を使用するようおすすめしています。(もちろん、こういった嗜好品はやめていただいても結構ですが、少し気をつけていただくだけでもずいぶん違いますよ。)砂糖は一切使わず、みりんのみと言う方がおられますが、くれぐれも量は控えめに・・・

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2007年2月 3日 (土)

糖尿病と間食について

 先日書かせていただいた、糖尿病とおやつについての続編です。Photo_2 プラクティス(糖尿病専門の雑誌)の2007.1.2月号に、糖尿病で有名な順天堂大学のグループの「糖尿病患者における菓子の摂取実態と意識について」という研究が報告されていました。考察で、「菓子の摂取の指導によるストレスが強いほど遵守度が低いことが示唆された。このことは、特に菓子を食べたいという願望が強い患者において、菓子摂取を制限されていることにストレスを感じるとともに、遵守できずに食べてしまい、さらにその後ろめたさから二重のストレスを受けているという様子を示すものと理解できる。」そして最後には、「食後血糖値の上昇が低いなどの機能的な工夫に加えて、利便性についても配慮された菓子の提供が望まれる。」となっておりました。

丁度、お料理教室1回目の前日に偶然目にして、元気がでました。血糖値を上げない甘味料を使ったお菓子とぼんやりした目標でしたが、

お菓子教室は1人前  80キロカロリー  低エネルギーの甘味料で甘みをだし血糖値の上昇をおさえるために、繊維2g添加

お料理教室は320キロカロリー(有名な冷凍糖尿病食と同じ) 塩分 3.5g以下(簡単なデザートもおつけする予定です。)

糖尿病ではない方にも満足していただける味を目標にメニューを作っていきますね。(今年1年、頭を悩ましそうですが・・・)

年間メニューは、近々ホームページにupします。

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